【篠崎図書館】自分史の楽しみかた(講演とワークショップ)実施報告 2019年1月20日(日)

高橋厚人

東京都江戸川区の篠崎図書館は、完成して10年の新しい図書館です。都営新宿線篠崎駅に直結した複合施設の中には、図書館以外にもスーパーマーケットや展示スペースもあります。

この建物の講義室を使って、図書館主催の自分史のイベントが開かれました。高橋厚人(㈳ 自分史活用推進協議会 理事、ジュディ・プレス代表)が講師となって、自分史づくりの楽しみ方を講演とワークショップでお伝えしました。
「過去を振り返るだけでなく、現在と未来を充実させる効果がある」 自分史づくりの世界を、自これまでの経験に基づいて解説しました。

大切な写真の思い出を書く体験ワークの時間では、2名のアシスタントが加わりました。皆さんからの質問を受け、参加者がご持参になった写真や執筆された「一枚の自分史」のお話を個別に拝聴しました。

会場には、「自分史」の具体的な事例や自分史に関係する図書館の蔵書も展示され、休憩時間や終了後は参加者の皆さんが熱心にページをめくられていました。
終了後は、講師に具体的なご相談をされる方もいらっしゃいました。

たくさんの方にご参加いただきました。
受付では、執筆用の鉛筆の貸し出しもしました。
講師の高橋厚人が、学術的な知見と自身の体験を織り交ぜて、 自分史づくりの楽しみを紹介。
自分史の実例を展示したコーナーに皆さんが集まって、一冊一冊の実物を熱心にご覧になりました。
写真をお持ちにならなかった参加者のために、昭和期の懐かしい道具の写真も百枚以上準備。
お持ちになった1枚の写真をもとに「一枚の自分史」の執筆開始。

今回は短い時間で執筆体験をしていただきましたが、多くの方がかなりの長さの文章を書き下されていました。
菖蒲亨(あやめ自分史センター・センター長)と、本間浩一(ワークショップ「自分史カフェ」主宰)の2名がアシスタントです。

図書館の館蔵書籍の中からピックアップされた関連書籍

図書館には、自分史づくりに役立つ地元の歴史に関する資料や、執筆のためのガイドになる書籍が収蔵されています。その中の何点かが参考資料として展示されました。向かい側にある図書館で手続きをすれば、借り出すことも可能です。

篠崎図書館のホームページでも、開催報告がされています。

開催日 2019年1月20日(日)
14:00~15:30
開催場所 江戸川区 篠崎文化プラザ 講義室
東京都江戸川区篠崎7-20-19
都営地下鉄 新宿線 篠崎駅(徒歩2分)
都営バス・京成バス 篠崎駅前/停(徒歩2分)
講師 高橋 厚人㈳自分史活用推進協議会理事
対象 中学生以上
持ち物可能であれば思い出の写真を1枚お持ちください
受付12月22日(土)14:00から電話またはカウンターで受付
お問い合わせ先江戸川区 篠崎図書館
TEL:03-3670-9102
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